今回は本の雑誌「ダヴィンチ」で特集のあった伊坂幸太郎さんの「アヒルと鴨のコインロッカー」を紹介します。
~大学入学でアパートに移り住んできた“僕”は引越し早々隣人の河崎に声をかけられ一緒に本屋を襲おうと誘われた。唐突な誘いに断りの意思を示すが気がつけば犯行に力を貸すことに…一方、2年前、行方不明の犬を探していたペットショップの店員“わたし”はブータン人のドルジとペット殺しに偶然にも遭遇してしまう…話が進むにつれて時間を超えた二つの物語はしだいに絡み合うようになり、やがて両者の歪みが埋まっていく~
サッパリと描かれた男女が軽快な口調で交わす何気ない言葉にも洒落が効いていて、普通の若者がもつ曖昧さやもどかしさも上手く表現されていて、それはすごいな、巧者だなと感じるんですが、何と言えばいいんでしょうか。なんかスマート過ぎて、邦楽でいえば小沢健二のようなキザっぽさがミョーにひっかかってしまいました。とはいえ面白いのは間違いないんで、ただのやっかみなんでしょうね、これは。
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